ソシエダの“クラブレコード補強”は失敗に終わるのか 39戦4ゴールのみのサディクにクラブを離れる案が浮上中

ソシエダで結果を残せていないサディク photo/Getty Images

ソシエダはセンターフォワードの部分に問題を抱えている

2022年にクラブレコードとなる2000万ユーロで獲得されたストライカーはこのまま終わってしまうのか。

レアル・ソシエダで悩める時間を過ごしてきたのは、2022年にアルメリアから加入したFWサディク・ウマルだ。

ソシエダにとってサディクの獲得は賭けに近いものがあっただろう。アルメリアでは2021-22シーズンにスペイン2部で18ゴール9アシストの成績を残したが、スペイン1部での実績はほとんど無い状態だった。
それでもソシエダは2000万ユーロで獲得に踏み切ったのだが、昨季は開幕早々に大怪我を負ってしまい、リーグ戦2試合しか出場できなかった。復帰した今季は本領を発揮したいところだったが、今季もリーグ戦では3ゴールのみと停滞。ソシエダでは通算39試合に出場して4ゴールと物足りない成績だ。

スペイン『Relevo』は、サディクが今夏の移籍を検討していると伝えている。サディクにはヘタフェがレンタルでの獲得を模索しているようで、ライプツィヒからレンタルで獲得していたFWアンドレ・シウバも所属元のライプツィヒへ戻る。

同メディアはセンターフォワードの枚数が不足してしまうとソシエダの現状を気にかけており、今夏の移籍市場で補強に動くしかない。ここまでの結果だけを見ると、サディクへの賭けは失敗だったか。

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