バイエルンでも主力DFになるはずだったが…… 序列ダウンの屈辱味わった韓国代表DFの気になる来季

バイエルンで評価を落としたキム・ミンジェ photo/Getty Images

来季はまた1からのスタートに

昨季ナポリ守備陣のリーダーとしてスクデット獲得に貢献し、今季よりバイエルンへと活躍の場を移した韓国代表DFキム・ミンジェ。

ナポリでは絶対の主力であり、特に1対1の対応力は高いレベルを誇っていた。スピードもあり、バイエルンでも主力になると予想していた人が多かったはずだ。

しかし、指揮官トーマス・トゥヘルの中で序列が変わり始めた。シーズン途中からはマタイス・デ・リフトとエリック・ダイアーのコンビが優先されるようになり、キム・ミンジェはバックアッパー要員に降格となったのだ。
独『sky Sport』のフロリアン・プレッテンベルグ記者はキム・ミンジェが現状に不満を抱えていると伝えており、確かに今の状況は納得できるものではないだろう。

しかし、キム・ミンジェには戦う気持ちがあるようだ。一部では古巣ナポリ復帰案も噂されているようだが、移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏は『Caught Offside』にてその説を否定している。

「私の方では、キム・ミンジェが今夏ナポリに復帰する可能性があるとの話題は何もない。もちろん彼はより多くの出番を求めているが、バイエルンでのポジションを懸けて戦う準備ができている。状況が変わる可能性があるのは、トゥヘルに代わる新監督が彼にクラブを去るよう指示した場合のみだ」

昨季のスクデット獲得時から評価はかなり変わってしまった印象だが、来季巻き返せるだろうか。

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