どちらがチャンピオンシップのチームか分からない 呆れ果てるロイ・キーン「もう彼らを嫌いになりそうだ」

勝負はPK戦までもつれることに photo/Getty Images

PK戦でどうにか勝ったユナイテッド

FAカップ準決勝、マンチェスター・ユナイテッドとコヴェントリー・シティの対戦はPK戦にもつれこんだ末、ユナイテッドが勝利を収めた。

どうにか決勝の舞台までたどり着いたユナイテッド。しかし、その戦いぶりはヒヤヒヤものだった。58分までに3点をリードし危なげなく決勝進出を決めるだろうと思ったのもつかの間、71分、79分と続けて失点。そして後半アディショナルタイムにはアーロン・ワン・ビサカのハンドでPKを与えてしまい、これを決められて土壇場で追いつかれてしまった。

元ユナイテッドのロイ・キーン氏は、後輩たちの不甲斐ない戦いぶりにうんざりしているようだ。『ITV』で次のようなコメントを残した。
「このユナイテッドのチームを見るたび、自分の見ているものが気に入らないんだ。(自分は)リーダーシップや人格について言うが、このユナイテッドにはそれが見られない。彼らは今日幸運に恵まれた」

また、キーン氏はどちらがチャンピオンシップのチームか分からなかったと付け加えた。

「もう彼らを嫌いになりそうだ。悪い習慣を持ったグループだ。彼らは試合に勝つことをほとんど恐れていた」

「延長戦ではコヴェントリーはプレミアリーグのチームのように見え、マンチェスター・ユナイテッドはチャンピオンシップのチームのように見えた」

PK戦の末に決勝までコマを進めたユナイテッドだったが、決勝戦ではライバルのマンチェスター・シティが待ち受けている。現状を見る限り厳しい相手と言わざるを得ないが、ライバル相手に意地を見せることができるか。


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