リヴァプールMF遠藤航に勤続疲労? 現地メディア「疲れているように見えた」

リヴァプールの遠藤航 photo/Getty Images

今年既に公式戦20試合出場

14日(現地時間)、リヴァプールはプレミアリーグ第33節でクリスタルパレスと対戦し、0-1で敗れた。

この試合でリヴァプール所属の日本代表MF遠藤航は、公式戦3試合連続スタメン出場。先制点を奪われた後の27分にコーナーキックの流れから左足でシュートを放ったが、これは惜しくもクロスバーを叩き、同点ゴールとはならず。その後、ハーフタイムにMFドミニク・ショボスライと交代して退き、この日は45分間だけのプレイとなった。

2019-20シーズン以来のプレミアリーグ優勝をめざすリヴァプールにとって痛恨の黒星と言えるクリスタルパレス戦での敗北後、前半で交代となった遠藤についてリヴァプールの地元メディア『LIVERPOOL.COM』は、疲労によって精彩を欠いた低調なパフォーマンスだったと批判している。
「クロスバー直撃のシュートを放ったが、全体的に中盤の底の位置で苦戦していた。この日本代表の主将は疲れているように見えたし、この試合で求められているインテンシティ(強度)に適応できていなかった。ボールを持ちすぎてしまう場面が何度もあって、試合の次の展開をしっかりと予測しているようには決して見えなかった。前半だけで交代したのは驚きではない」

同メディアが指摘するように、疲労によって遠藤のパフォーマンスが低下している可能性はある。今年の1月1日に行われたプレミアリーグ第20節ニューカッスル戦に先発出場して以降、遠藤はリヴァプールと日本代表で公式戦20試合に出場。代表戦や世界最高峰のリーグであるプレミアリーグ、さらにはUEFAヨーロッパリーグ(EL)の舞台でほぼ毎週1もしくは2試合をこなしていれば疲労が溜まっていても不思議ではない。

リヴァプールは、18日にアタランタとのEL準々決勝2ndレグを控えている。過密日程や1stレグを0-3で落としていることに加えて公式戦2連敗中という状況から、ユルゲン・クロップ監督が先発メンバーを入れ替える可能性はある。遠藤のスタメン出場も確実とは言えないだろう。

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