デイビスと市場価値並び最も価値のある左SBの1人に PSGで活躍する21歳のメンデスにかかる期待

市場価値6000万ユーロのメンデスphoto/Getty Images

市場価値は6000万ユーロ

近年はヨーロッパを始め、世界各国のリーグで若手選手が多く活躍している。

レアル・マドリードの21歳MFジュード・ベリンガムは、その筆頭格のひとりと言える。『transfermarkt』はもっとも価値のある11人をベストイレブン形式で発表しているが、ここにもベリンガムを選ぶなど高く評価しており、現在の価格は1億8000万ユーロであると算出した。この数字はキリアン・ムバッペと並んで、選出された11人のなかで最高だ。

そんなベリンガムと同じく、21歳で市場価値ベストイレブンに左SBとして名前が上がる選手がいる。パリ・サンジェルマンで活躍するヌーノ・メンデスだ。現在の市場価値は6000万ユーロとアルフォンソ・デイビスやテオ・エルナンデスと並ぶ世界最高額の左SBである。
今季はハムストリングの負傷により2月に復帰したばかりで、リーグ戦では未だ4試合の出場にとどまっている。しかしリーグ戦復帰4試合目のリーグ・アン第26節のモンペリエ戦ではゴールを披露するなどブランクを感じさせない働きを見せている。

21歳の同選手は21-22シーズンにスポルティングCPからPSGにレンタル移籍。移籍後初のシーズンでは1アシストのみに終わるが、完全移籍を果たした昨季はPSGとしての公式戦32試合に出場。チャンピオンズリーグでの得点を含む2ゴール7アシストを記録した。

その活躍でPSG移籍当初は4500万ユーロだった市場価値を一時は6500万ユーロまで引き上げた。現在は6000万ユーロと最高額よりは落ちているが、それでも依然左SBとしては最高レベルだ。

まだ21歳と若いメンデスはまだまだ成長の余地が計り知れない。今後の活躍から目が離せない選手だ。

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