レアルのA・アーノルドへの興味は消えた? 高額な移籍金&指揮官アンチェロッティが獲得を望まず

今季は怪我に悩まされている photo/Getty Images

去就が注目されている

レアル・マドリードはリヴァプールに所属するDFトレント・アレクサンダー・アーノルド獲得への動きを辞める可能性があるようだ。スペイン『EL NACIONAL.CAT』が報じた。

移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ氏や様々な海外メディアが、レアル・マドリードがアーノルドの動向に注目していることを取り上げたことで、2025年6月末で契約が満了となる同選手の去就は多くの注目を集めていた。

約9年間リヴァプールを指揮してきたユルゲン・クロップ監督が今シーズン限りでの退任を発表して以降、複数人の主力選手の去就が注目を集めており、アーノルドもその1人だ。リヴァプールは契約延長に向けた新契約を締結したいと考えているようだが、まだ交渉は続いている。
そんななか、同メディアによると、レアルが獲得を諦めた理由は2つあるという。1つ目が高額な移籍金だ。リヴァプールの顔であるアーノルド獲得に、同メディアは少なくとも9000万ユーロ(約148億円)が必要になる可能性がありると綴っており、レアルはこれほど高額な移籍金を支払うつもりがないとのこと。

そして2つ目は、指揮官のカルロ・アンチェロッティがアーノルドの獲得を望んでいないからだと、同メディアは伝えている。アンチェロッティは現在のレアルにはダニエル・カルバハルが絶対的な右SBとしており、その後釜と獲得するのであれば、現在はサブ的な役割をこなすことができる若手を安価で獲得する方がいいと考えているようだ。またアーノルドの守備面の問題も不安視しているとのこと。

同メディアは上記理由でアーノルドの獲得の可能性は限りなく低くなったと綴っており、他のオプションとなる選手を探すだろうと伝えている。

リヴァプールもアーノルドの売却は望んでいない可能性が高く、残留に向けた動きをこれからさらに強めていくだろう。契約満了が近づいていることで去就に注目の集まるアーノルドの動向にこれからも注目だ。

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