テン・ハーグの後任候補は3人か 夏の改革を検討中のユナイテッドの新指揮官就任の可能性があるのは……

現イングランド代表指揮官も候補に photo/Getty Images

今夏に改革が予想される

マンチェスター・ユナイテッドの指揮官エリック・テン・ハーグは、プレミアリーグ第27節でマンチェスター・シティに1-3で敗戦したことを受け、解任のプレッシャーに晒されていると考えられている。

就任1年目となった昨シーズンは、カラバオカップ優勝、FAカップ準優勝、プレミアリーグ3位など好成績を残したが、今季は苦戦。CLはグループステージで敗戦し、現在プレミアリーグも6位となっている。FAカップはまだ残っているため、タイトルの可能性は残されているが、厳しいシーズンを送っている。

今夏の解任の噂も浮上しているテン・ハーグだが、米『ESPN』によると、マンチェスター・ダービーでの敗戦を受けて、クラブは代役の最終候補リストの作成に入ったという。また英『Daily Mail』ではテン・ハーグの後任候補として3名の監督の名前を挙げた。
1人目はブライトンを指揮するロベルト・デ・ゼルビだ。ブライトンをプレミア屈指のチームに成長させた同氏には多くのクラブが注目しており、リヴァプールやバルセロナも狙っていると噂されている。今夏の去就が注目を集める名将だ。

2人目がブレントフォードを指揮するトーマス・フランクだ。2018年にブレントフォードの監督に就任すると、2021-22シーズンに74年ぶりの国内トップリーグ昇格を果たし、プレミアリーグ創設以降初の昇格へと導いた。

そして最後の3人目はイングランド代表指揮官であるガレス・サウスゲイトだ。2016年より代表監督を務める同氏。現行の契約では2024年12月までとなっており、その後のキャリアは不透明となっている。ミドルズブラでは選手兼監督を務めたこともあったが、クラブの監督復帰となれば2009年以来となる。しかしサウスゲイトの監督就任は現実的ではないと、同メディアは伝えており、デ・ゼルビとトーマス・フランクを後任候補として現在は考えているとのこと。

サー・ジム・ラトクリフ氏が正式に共同オーナーとなり、今夏には大改革が予想されているユナイテッド。テン・ハーグ監督との契約は2025年までとなっており、まだ残っているがどのような結末を迎えるのだろうか。

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