ドルトムント復帰のサンチョに早くも厳しい視線 直近の試合では「おそらくピッチ上で最悪の選手だった」と批判が

ドルトムントに復帰したサンチョ photo/Getty Images

直近のホッフェンハイム戦でも結果は残せず

今冬にマンチェスター・ユナイテッドからドルトムントにレンタル移籍したFWジェイドン・サンチョに早くも厳しい視線が向けられている。

サンチョにとっては古巣復帰であり、ドルトムントでは通算144試合で50ゴールを記録するなど、充実した時間を過ごしていた。ドルトムントサポーターの中には、当時のサンチョを取り戻してくれるのではと期待していた人もいるだろう。

サンチョもその期待に応え、滑り出しはまずまずだった。復帰して早々のダルムシュタット戦、続くケルン戦で得点に関与し、チームも勝利。ドルトムントでの再ブレイクを予感させる結果だった。
しかし、それ以降は得点もアシストも決めていない。リーグ戦では2月17日のヴォルフスブルク戦(1-1)、25日のホッフェンハイム戦(2-3)に先発しているが、決定的な働きができずチームも勝ち点3獲得に失敗。

特に2-3で敗れた直近のホッフェンハイム戦に関しては厳しい声が挙がっていて、独『Der Westen』はピッチで最悪の選手だったと批判している。

「冬の移籍市場でサンチョが戻ってきたとき、ドルトムントのサポーターはとても喜んだ。彼はサポーターに高揚感与えてくれたが、それから数週間でもうその高揚感は消えた。今節のホッフェンハイム戦ではいよいよ復帰後初ゴールを決めてくれるのではとの期待があったが、サポーターは再び失望することになった。サンチョはホッフェンハイム戦でもひどいパフォーマンスで、おそらくピッチ上で最悪の選手だった」

サンチョが評価を取り戻すには、やはり得点に関与するプレイを増やすしかない。チームも今ひとつ調子に乗れないところがあり、3位シュツットガルトを捕まえられないまま4位に甘んじている。チームの戦力を考えれば納得のいく順位ではない。

果たしてサンチョはサポーターを納得させられるのか。まずは復帰後初ゴールを決めたいところだ。

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