最後の試合で解任されることはわかっていたとスールシャール 「ハーフタイムにはわかっていた」

ワトフォードに敗れたスールシャール元監督 photo/Getty Images

ユナイテッドの監督職は難しい

現在はエリック・テン・ハーグが指揮をとるマンチェスター・ユナイテッドだが、サー・アレックス・ファーガソンの長期政権が終わってからは指揮官の座が安定せず、多くの監督が苦労した。クラブのレジェンドでもあるオーレ・グンナー・スールシャールもそんなひとりだ。

2021年の11月、ワトフォード戦で1-4と敗れ、解任となったスールシャール元監督。このときは成績不振だったため、ワトフォード戦のハーフタイムの時点で解任を察していたようだ。英『NATIONAL』に語った。

「低迷(した時期)が多かった。私も、最高のときよりも最低のときを振り返る人間の一人です。ワトフォードでの終わり、まあ、あれより落ちることはありません。ハーフタイムには多かれ少なかれわかったので、チームには最後の45分間を一緒に楽しんで、全力を尽くそうということを話したのです」
「しかし後半には良いプレイができました。ドニー(・ファン・デ・ベーク)が途中出場して得点しました。もっと得点すべきでしたね。その後、お見送りを受けたのです。94分までは2-1だったし、ワトフォード戦は4-1の試合ではなかった」

結局解任されてしまったスールシャール氏だが、最近はバイエルン・ミュンヘンの新監督就任が噂されるなど、身辺がやや騒がしくなっている。スールシャール氏が再び指揮官として欧州リーグに戻ってくることはあるのか、期待したい。

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