スパーズで育つ21歳の大型レフトバック イタリアの未来も背負うウドジェのポテンシャル

トッテナムでプレイするウドジェ photo/Getty Images

ポステコグルーの指導でさらなる高みへ

トッテナムを指揮するアンジェ・ポステコグルーは、サイドバックの選手にも多くの仕事を求めている。ビルドアップの際に中へ絞るパターンもあり、選手の中には戸惑う者もいるだろう。

今季その仕事を懸命にこなしているのは、21歳のイタリア人DFデスティニー・ウドジェだ。今季よりチームに合流したウドジェは188cmとサイズもあり、馬力のある左サイドバックだ。昨季までプレイしていたウディネーゼとは異なる仕事が求められているが、年齢を考えれば頼もしいサイドバックと言える。

英『FourFourTwo』にて、ウドジェを絶賛するのは同じトッテナムのGKグリエルモ・ヴィカーリオだ。ウドジェと同じイタリア人選手ということもあり、スパーズでも2人はよくコミュニケーションを取っているようだ。
「僕たちは同じイタリア人だし、素晴らしい関係を築いている。トレーニングでも多くの時間を一緒に過ごしている。彼はプレミアリーグだけでなく、世界的にも最高のレフトバックの一人だよ。彼はまだ21歳だし、成長しようとの意欲がある。彼をサポートしていくよ。彼はとても良い選手で、トップレベルに到達するための資質を備えている。スピード、テクニック、優れたDFでありアタッカーの顔もある」

昨年にはイタリア代表デビューも果たした。アズーリにとっても期待の大型レフトバックで、ポステコグルーの下で攻撃面も磨いているのは貴重な経験となっているはずだ。

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