今月復帰を目指すF・ビエイラ 慢性的な人員不足抱えるアーセナル中盤に厚みもたらすか

シーズン序盤に活躍していたビエイラ photo/Getty Images

今月には古巣ポルト戦

アーセナルMFファビオ・ビエイラは、11月から鼠径部に問題を抱え戦列を離れていた。当初は軽微な負傷と考えられていたようだが、症状が改善を見せず、結果的に鼠径部の手術を行うことになり、冬のドバイ合宿でも軽いトレーニングに留めていたようだ。

しかしそんな彼も復帰の兆しが見えており、今月中にトレーニングに復帰すると英『football.london』が伝えている。今月後半にはビエイラの古巣であるチャンピオンズリーグ・ラウンド16のポルトとの一戦がある。2月中はまだ時期尚早であるだろうが、エミレーツ・スタジアムで行われる2ndレグは3月の半ばに予定されており、このあたりでの復帰があるかもしれない。

ビエイラの復帰は、現在アーセナルに欠けている中盤の厚みをもたらすことになると同メディアは伝えている。エミール・スミス・ロウはウェストハム戦前の練習中に足首を負傷し、トーマス・パルティも復帰直前のタイミングで再び負傷してしまったことが伝えられている。さらにリヴァプール戦で大活躍したベテランのジョルジーニョも股関節に慢性的な問題を抱えているとされており、無理がきかないとなればビエイラの復帰は朗報だろう。
CLを勝ち上がることを考えるとスカッドに厚みがほしいアーセナル。この技巧派MFの復帰が、シーズン終盤にチームの助けとなるだろうか。

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