負傷が癒えないフォファナの復帰はいつになるのか 新たな違和感で復帰は5月頃に

長期離脱となっているフォファナ photo/Getty Images

本人は強くなって帰ってくることを約束

怪我で長らく戦列から離れているチェルシーDFウェスレイ・フォファナだが、ピッチに立つまで今しばらく時間がかかるようだ。

フランスメディア『Onze Mondial』によると、昨年7月の前十字靱帯断裂手術の影響で長期離脱中のフォファナは、リハビリの最中に膝に新たな違和感を感じたため、復帰時期を5月まで延長する決断を下したという。

同メディアによると、フォファナの膝の状態を懸念したチェルシーのメディカルスタッフは、トレーニングプランを再考し、今後は両膝の強化に向けたトレーニングを重点的に行っていくとのこと。当初は2月あるいは3 月に復帰させる予定だったが、来シーズンのことを考えて5月中の復帰を目指すようだ。
無念の復帰時期延長となったフォファナだが、本人は前向きであり、チェルシーの現状に苛立ちを見せる現地サポーターに対して、SNSを通してこのような発言をしている。

「すぐに復帰して必ずチームの力になるので、心配しないでください。より強く、そしてより良い状態でピッチに戻ってくるために今はリハビリトレーニングにすべてを捧げます。非常に長いプロセスだと思いますが、すべてのリハビリトレーニングが終了したら過去最高のウェスレイ・フォファナをあなた達に見せられるでしょう」

フォファナは2021年8月に腓骨骨折で約6カ月もの離脱を余儀なくされたものの、同シーズンの後半戦に復帰し、2022年8月にレスターから7000万ポンド(約127億円)の移籍金でチェルシーに完全移籍。しかし、その後の2022年10月にもひざの負傷で約4カ月離脱してしまい、22-23シーズンは公式戦20試合の出場と怪我に悩まされて続けている。

近年は怪我の影響で安定したパフォーマンスを発揮できていないフォファナだが、そのポテンシャルは計り知れないものがある。怪我を乗り越えて、チェルシーのバックラインの支柱となる日はそう遠くないだろう。

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