遠藤航はもはやリヴァプールの“No.1新戦力”? 「遠藤を上回るパフォーマンスを見せた選手はいない」

リヴァプールにフィットし始めた遠藤 photo/Getty Images

いつしか中盤に欠かせぬ選手に

リヴァプール加入当初は指揮官ユルゲン・クロップのスタイルに適応するのに苦労していたが、ここ最近のゲームで日本代表MF遠藤航の評価は急上昇している。

MFアレクシス・マクアリスターが負傷していたこともあるが、12月に入ってからの遠藤はプレミアリーグでも先発出場の機会が増加。特に年末の過密日程ではフル稼働し、得意のボール奪取でチームに貢献した。

ここから遠藤はアジアカップ参加のため日本代表へ合流するが、リヴァプール専門メディア『Empire Of The Kop』は遠藤不在が痛手になると取り上げている。
「遠藤はリヴァプールにとって最も印象的な新戦力となった。早い段階でスティーブン・ジェラードと比較されていたショボスライよりもだ。ワールドカップで優勝したアレクシス・マクアリスターよりも優れており、ライアン・グラフェンベルフよりもはるかに有能だ。今名前を挙げた選手たちは遠藤よりも才能があるかもしれないが、遠藤を上回るパフォーマンスを見せた選手はいない」

「遠藤はシンプルながら素早くボールをパスし、メトロノームのようにリズムを刻んでいる。さらに彼はクレバーなポジショニングと積極的な守備から何度もタックルとインターセプトを決めている。先日のニューカッスル戦でも遠藤が頻繁にボールを奪い返し、そこからシンプルにトレント・アレクサンダー・アーノルドにパスを出していた。遠藤は自分の能力を理解しているため、彼のプレイにはエゴがない。モハメド・サラーほどではないだろうが、アジアカップに参戦する遠藤を恋しく思うことだろう」

中盤の高い位置でボールを奪う点においては、リヴァプールで遠藤を上回るMFはいないだろう。積極的に攻撃参加する右サイドバックのアーノルドを守備的にサポートするうえでも遠藤の存在は重要だ。幸いチームにはマクアリスターが復帰したが、それでも遠藤の大きさを感じる機会は出てくるだろう。

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