PSGはメニャンの早期放出を後悔しているか ミス連発の守護神ドンナルンマの評価が揺れている

今はミランで大活躍のメニャン photo/Getty Images

メニャンはPSGのアカデミーに所属していた

2021年夏にパリ・サンジェルマンに加入してから2年。GKジャンルイジ・ドンナルンマの評価が揺れている。

ミランで若くからゴールマウスを任されてきたドンナルンマは、イタリア代表の守護神としてEURO2020も制するなど高い評価を得てきた。

しかし、パリ移籍後は失点に直結するミスが目立っている。ここ最近もモナコ戦で痛恨のキックミスから日本代表FW南野拓実にゴールを許したり、前節のル・アーヴル戦では中途半端な飛び出しから相手選手と接触してレッドカードを喰らっている。
足下の対応に難があるのは事実で、そこでのミスが目立つところから全体的に自信を失っているようにも見える。現在のドンナルンマをワールドクラスのGKと評価するのは難しいだろう。

一方、ミランではドンナルンマの後釜に獲得されたフランス代表GKマイク・メニャンが評価を高めてきた。メニャンといえば、PSGのアカデミーで育ってきた選手だ。トップチームでは出番がなかったが、その後移籍したフランスのリールで評価を高めてミランへ引き抜かれた。

たらればではあるが、『Football Transfers』はPSGがメニャン放出を後悔しているのではと取り上げている。

「メニャンはドンナルンマの後任としてミランに加入して以来、素晴らしいパフォーマンスを見せている。このフランス人選手はリールですでにその実力を証明していたが、今やトップクラスのGKだ。彼はPSGのアカデミー出身だったが、トップチームでチャンスを与えられることはなく、クラブを去ることを余儀なくされた。今やミランで好パフォーマンスを続けているだけに、メニャンを手放した決断には大きな後悔があるだろう」

メニャンは足下の技術も安定しており、シュートストップもワールドクラスだ。現世界TOP5に入る存在と言ってもいいはずで、今のルイス・エンリケ率いるPSGのスタイルに合うのはメニャンの方か。

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