76%の得点者が“25歳以下” ヤングなレアルが見せる後半の勝負強さ「活力と若さが後半に嵐を巻き起こす」

後半に勝負を決めるケースが増えているレアル photo/Getty Images

最後まで走り抜くエネルギーが後半のゴールに繋がる

11日に行われたラ・リーガ第13節でバレンシアを5-1のスコアで粉砕したレアル・マドリード。快心のゴールラッシュだったが、スペイン『as』はこのゲームでも現レアルの特長がよく出ていたと主張する。

それは後半に奪った3ゴールだ。前半を2-0で折り返したレアルは、後半にFWヴィニシウス・ジュニオールが1点、FWロドリゴ・ゴエスが2点を決めてバレンシアを粉砕した。このゲームでもそうだが、今季のレアルは後半にゴールを決めるパターンが目立つのだ。

それは2-1で勝利した第11節のバルセロナ戦も同様で、先制を許したレアルは後半の2ゴールで逆転勝利を飾っている。
同メディアは後半に強い明確な理由は分からないとしながらも、若い選手が多いことが関係しているかもしれないとの考えだ。

「リーグ戦でマドリーが決めた28ゴールのうち18ゴールは後半に決めたものだ。全コンペティションでは、37得点中23点、62%が後半に生まれたものだ。偶然かもしれないが、活力と若さが後半に嵐を巻き起こす理由の1つとも考えられる」

「彼らが決めた37ゴールのうち28ゴール(76%)は25歳以下の選手が決めたもので、ベリンガムが13ゴール、ヴィニシウスが6ゴール、ロドリゴが5ゴール、ブラヒムが2ゴール、バルベルデとチュアメニが1ゴールずつの内訳となっている」

確かに今レアルで戦う若い選手たちはよく走る。ガス欠を起こすケースは少なく、終盤にゲームを決めるだけのエネルギーを備えている印象だ。

後半から経験豊富なMFルカ・モドリッチやトニ・クロースを投入してゲームの流れを変えることも可能で、このあたりの調整は名将カルロ・アンチェロッティの得意とするところでもある。後半に強いのは決して偶然とは言えないか。

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