冨安VSジンチェンコのバトルが熱い ジンチェンコも得点記録で激化する左SB争い「どのポジションでも良い競争が」

バーンリー戦ではジンチェンコがゴール photo/Getty Images

バーンリー戦ではジンチェンコが活躍

強豪クラブのレギュラー争いは常に熾烈なものだ。今のアーセナルでは、特に最終ラインのポジション争いが激しい。

10月に話題を呼んだのは日本代表DF冨安健洋だ。第10節のブレントフォード戦では移籍後初得点まで記録し、チームの月間MVPに選出された。

その活躍から冨安を左サイドバックのスタメンに固定すべきとの意見も増えたのだが、これに待ったをかけるのがDFオレクサンドル・ジンチェンコだ。
これまでミケル・アルテタお気に入りのレフトバックとして活躍してきたジンチェンコも、簡単にポジションを譲る気はない。11日に行われた第12節・バーンリー戦では華麗な左足ボレーで得点も記録しており、こちらも強烈アピールだ。

英『Evening Standard』はジンチェンコが冨安とのポジション争いを楽しんでいると取り上げているが、ジンチェンコもポジション争いがあるのはポジティブと語る。

「僕たちは素晴らしいチームで、どのポジションでも良い競争が起きている。これは間違いなくポジティブな兆候だと思うよ」

バーンリー戦のゴールにより、また序列争いは分からなくなってきた。現在は怪我で離脱しているが、サイドバックには今夏アヤックスから獲得したユリエン・ティンバーも入れる。冨安にとってはかなり刺激的なバトルとなっており、この争いは最後まで続いていきそうだ。

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