躍動する “トッテナムのマエストロ” マディソンは早くもシーズン最優秀選手賞の候補の1人か

トッテナムの司令塔マディソン photo/Getty Images

首位を走るトッテナムの源

プレミアリーグ8試合を終えて、首位に立っているトッテナム。6勝2分で負けなしをキープしているトッテナムにおいて、中心となるのがMFジェイムズ・マディソンだ。

今夏、レスターから加入したマディソンは10番を背負い、9試合で2ゴール5アシストをマークしている。アンジェ・ポステコグルー新監督の下、トッテナムの攻撃を牽引しているマディソンだが、『Who Scored.com』はマディソンは早くもシーズン最優選手の候補の1人になるかもしれないと伝えており、ここまでのデータに注目している。

マディソンの同メディアの評価は平均して7.76となっており、最も高い。ブカヨ・サカ (7.74) とロドリ (7.62) が最も近い評価であるが、現段階では他の誰よりも優れた評価となっているようだ。
また8試合で7得点に関与しているマディソンだが、これを超えるのはモハメド・サラー(9得点)、アーリング・ハーランド(9得点)、オリー・ワトキンス(8得点)のみとなっている。

マディソンはパスやドリブルなどシュートにつながるアクションでも同メディアは高く評価しており、チャンスメイクに定評のあるブルーノ・フェルナンデスやドミニク・ショボスライより20点以上高い評価をマディソンにしている。

リーグで3番目に多い7本のスルーパスをマークしているマディソンは1試合あたり、2.9回のファールを受けており、対戦相手にとっても驚異的な選手となっている。

まだシーズンも序盤ではあるが、トッテナムに加入して以降マディソンが見せているパフォーマンスは驚異的であり、トッテナムが現在首位を走る大きな要因の一つだといえる。

レスター時代から輝きを放っていたマディソンだが、同メディアが「アンジェ・ポステコグルー監督の下で完全に別のレベルに到達した」と伝えているように、ここまでの同選手はトッテナムのマエストロとして抜群の存在感を放っている。

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