ルイス・ディアスのゴールはオフサイドではなかった? 「重大な人的ミス」と審判団は認める

リヴァプールの指揮官クロップ photo/Getty Images

トッテナムに1-2で敗戦

プレミアリーグ第7節でトッテナムと対戦したリヴァプール。無敗で好調同士の戦いは大きな注目を集めた。

前半26分にMFカーティス・ジョーンズが一発退場となってしまったリヴァプールは数的不利の展開に。36分にFWリシャルリソンからのクロスにFWソン・フンミンが合わせ、トッテナムが先制する。

しかし、リヴァプールは前半終了間際にFWコーディー・ガクポが同点ゴールを決め、後半を迎える。数的不利ながらも同点で後半に挑んだリヴァプールであったが、後半から出場したFWディオゴ・ジョタが69分に2枚目のイエローカードで退場となる。
2人少ない状況ながらも耐え忍んでいたリヴァプールだが、後半アディショナルタイムにDFジョエル・マティプがオウンゴールをしてしまい、最終的にリヴァプールはトッテナムに1-2で敗戦した。

この試合で話題となっているのが、前半34分のFWルイス・ディアスのゴールだ。右サイドでボールを収めたFWモハメド・サラーのパスに抜け出したディアスが先制ゴールを決めたが、この得点はオフサイドと判定された。ディアスのポジションはオンサイドのように見えたが、最終的に判定が覆ることはなかった。

英『BBC』は、このディアスの判定をプレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)は誤審であったことを認めたことを伝えている。

「ゴールはあったが、ルイス・ディアスはフィールド上のマッチオフィシャルチームによりオフサイドと判定され、得点は認められなかった。これは明らかな事実誤認であり、VARの介入によってゴールが認められるべきだったが、VARは介入しなかった。PGMOLは、誤りに至った経緯について全面的な検証を行う。PGMOLはただちにリバプールに連絡し、誤りを認める」

指揮官のユルゲン・クロップ監督は「クレイジーな判定だ」と怒りを露わにしている。スコアレスドローの状態での先制点であったため、ディアスの得点が認められていた場合、試合の流れが変わっていた可能性は考えられる。

リヴァプールにとっては悔しい結果となってしまったが、9人で戦った選手らをクロップは称賛している。

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