数々の記録を更新しているラミン・ヤマル 新星の如く現れた逸材はユース時代から別格だった? 「ラミンは私がこれまで指導した中で最高の選手であり、天性の才能の持ち主だ」

バルセロナの新星ラミン・ヤマル photo/Getty Images

A代表デビューで最年少ゴールも記録

8日にスペイン代表デビューを飾ったバルセロナに所属するFWラミン・ヤマル。史上最年少の16歳57日でA代表デビューを果たし、最年少ゴールも記録した今大注目の選手だ。

昨シーズンのラ・リーガ第32節のベティス戦で15歳と290日でのトップチームデビューを果たし、ラ・リーガにおけるクラブの史上最年少デビュー記録を塗り替えた。今シーズンは、ここまで4試合全てに出場し、2アシストを記録。4試合のうち、3試合はスタメンに名を連ねている。

トップチーム最年少デビュー、トップチーム最年少スタメン、スペイン代表最年少デビュー、スペイン代表最年少得点など数々の最年少記録を更新してきたヤマルだが、育成年代の時から別格の存在感を見せていたようだ。
バルセロナのカデテA(16歳以下のカテゴリー) 時代にヤマルを指導したイバン・カラスコ氏はヤマルのことを絶賛している。

「ラミンは、私がこれまで指導した中で最高の選手だ。彼は天性の才能の持ち主だ。コーチを含め、他の誰も気づいていないことを考えている」

「彼はフットボールをする上で素晴らしい才能を持っている」(スペイン『as』より)

バルセロナの関係者からすると、ヤマルがここまで早く、トップチームで活躍することは予想外ではなく、その才能は育成年代から別格だったという。

トップチーム最年少得点や、チャンピオンズリーグ最年少得点などまだまだ多くの最年少記録を塗り替える可能性があるヤマル。

16歳とは思えない落ち着きを見せるバルセロナの逸材からこれからも目が離せない。

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