まさに圧巻! 攻撃でも違い見せた冨安健洋 やはり日本代表の最終ラインにはこの男が必要だ

サネのドリブルに対する見事な対応が光った photo/Getty Images

さすがのクオリティだ

欧州遠征を行い、ドイツ代表を4-1と破った日本代表。個々が躍動し、なおかつそれが連動するという素晴らしい戦いを見せたが、DF冨安健洋は別格の働きだったといっていい。

代表でも久々の先発となった冨安。板倉滉とともに息のあったラインコントロールを見せ、代表はつねにコンパクトな陣形を形成。プレスの出足が早く、ドイツから幾度もボールを奪っていたのは陣形をコンパクトに保てていたことが大きい。

守備では判断の良さと冷静さを見せた。前半終了間際には長い距離を持ち上がったリロイ・サネのドリブルを絶妙なスライディングで止め、カウンターのピンチを防いでいる。

また、得点のシーンでも冨安は起点となった。先制点と2点目は冨安がタイミングよく右サイドへ展開したところから生まれており、左足の精度の高さも素晴らしかった。

『Sofascore』によれば、冨安はこの試合で3度のインターセプト、6回のクリア、そして6本のロングボールを成功させている。守備ではドイツ相手にまったく危なげなく、攻撃でも持ち前の冷静さと高精度のプレイを見せた冨安。やはり日本代表の最終ラインにはこの男が必要だ。

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