チェルシーからスミス・ロウへのオファーは「あっさり拒否」 アルテタは生え抜きの10番をどう使うつもりなのか

コミュニティ・シールドには出場したスミス・ロウ photo/Getty Images

今季はいまだ出場なし

移籍市場のクローズまでに、アタッカーの強化を望んでいるとされるチェルシー。英『Daily Mail』によれば、アーセナルMFエミール・スミス・ロウの獲得へアプローチしたという。

しかし、アーセナルはロンドンの直接のライバルにスミス・ロウを売り渡すことには消極的で、あっさりオファーを蹴ったようだ。ただし、市場価格を大幅に上回るオファーであれば、移籍期限までにスミス・ロウの売却を促す可能性もあると同紙は報じた。

アーセナルで背番号「10」を背負うスミス・ロウは昨季、鼠径部の手術を受けるためにチームを長期離脱していた。スタメン出場はなく、途中出場で164分間プレイしたのみとなっている。今季もリーグ戦での出場は未だなく、コミュニティ・シールドで34分間プレイしたのみだ。
長期離脱していたとはいえ、出場機会の少なさは気になるところだ。アカデミー出身の生え抜きであり、「サカ&エミール・スミス・ロウ」と歌われるチャントがあるように、ブカヨ・サカと並ぶアルテタ・アーセナルの象徴的存在であるスミス・ロウ。だからこその背番号10でもあるはずだが、アルテタは今のところ左ウイングの位置にも、インサイドハーフの位置にもスミス・ロウを投入せず、別の選手を選んでいる。

21-22シーズンには二桁ゴールを挙げており、アーセナル復活の原動力ともなったスミス・ロウだが、キャリアは昨季から停滞してしまっている。カップ戦などでコンディションを上げてから使うつもりなのかもしれないが、アルテタはどんな判断を下すだろうか。

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