昨季は9敗のうち“8敗”がアウェイ戦 優勝争い参戦へマンUが挑む課題「アウェイでもっと勝たなければ」

マンUのダロト photo/Getty Images

ホームでの安定感は確かなものがある

マンチェスター・ユナイテッドは昨季プレミアリーグで3位に入ったが、さらに上を目指すには課題がある。それがアウェイでの成績アップだ。

昨季はリーグ戦で23勝を挙げたが、そのうちアウェイでの白星は8勝に留まる。また黒星もリーグ全体で喫した9敗のうち、アウェイで8敗を喫している。アウェイではブレントフォードに0-4で敗れたり、リヴァプールには0-7のスコアで敗れたゲームもあるなど、大きく成績を落としてしまった。

今季はアウェイでの成績を向上させる必要があるが、いきなり大一番がある。次節のアウェイ・トッテナム戦、第4節のアウェイ・アーセナル戦だ。序盤から勝ち点を落とす展開は避けたいところで、このアウェイ2試合でもそれぞれ勝ち点1ずつは持ち帰りたい。上を目指すにはアウェイでの黒星を減らすしかないのだ。
英『Manchester Evening News』によると、DFディオゴ・ダロトもアウェイの戦いに改善点があると語り、本拠地オールド・トラッフォードと同じ強さを維持したい考えだ。

「今季は特にアウェイでもっと勝たなければいけない。オールド・トラッフォードで築いた要塞を維持し、それをアウェーの試合でも発揮することだね。同じように安定した戦いが出来るよう努めないといけないよ」

ポジティブに見れば、昨季はオールド・トラッフォードで1敗しかしていない。ホームではリヴァプール、アーセナル、チェルシーなど難敵にも勝利しており、1月にはマンチェスター・シティにもホームで勝っている。

ホームで結果を出すことはリーグ制覇を目指すうえで最低条件であり、そこはクリアできている。アウェイでどれだけ勝ち点を稼げるか。今季のユナイテッドはそこが課題だ。

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