すでにベリンガムはチームの中心か ラ・リーガ開幕戦でゴールを含む鮮烈デビュー

デビュー戦でゴールを決めたベリンガム photo/Getty Images

今夏レアル・マドリードに加入

今夏にドルトムントからレアル・マドリードに加入したMFジュード・ベリンガム(20)は開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦にスタメン出場した。

多くのビッグクラブとの争奪戦を制し、1億3390万ユーロ(約200億8500万円)とも言われる移籍金で加入したイングランド代表MFには多くの活躍が期待されている。

プレシーズンマッチでも高いパフォーマンスを見せていたベリンガムはこの試合もトップ下で出場。オーレリアン・チュアメニ(23)、フェデリコ・バルベルデ(25)、エドゥアルド・カマヴィンガ(20)といった若い世代と中盤を形成した。
試合開始からロドリゴとヴィニシウスのツートップを中心にレアルペースで試合を進めると、28分にロドリゴが先制ゴールをマークする。

ベリンガムは新加入とは思えない落ち着きのあるプレイを見せ、攻守に渡って存在感を発揮。すると前半36分にCKから直接ボレーを合わせ、デビュー戦ながらも公式戦初ゴールを記録。狙ったようなミートではなかったが、うまく相手GKのタイミングをずらしたゴールとなった。

チームの2-0での勝利にも貢献したベリンガムは選手本人も納得のいくパフォーマンスを発揮できたとコメントしている。

「とても特別なデビュー戦となったが、最も重要なことはチームの勝利と勝ち点3を獲得できたことだ。シュートを打てば得点のチャンスがある。うまくボールに当てることはできなかったが、運よく入ってくれた。私はマドリードで世界最高の選手たちとプレイしており、とても楽しんでいる。勝利とゴールには満足している」(スペイン『as』より)

新加入の選手はチームメイトとの連携や新しいリーグへの適応に苦しみ、最初からパフォーマンスを発揮することは難しいが、ベリンガムはすでにチームの中心としてプレイしている。

トニ・クロース(33)とルカ・モドリッチ(37)というベテランの不在を感じさせないパフォーマンスを見せた若きレアルの中盤選手たち。

その一角で輝きを放つベリンガムは今シーズンのレアルの中盤でどのようなプレイを見せるのか注目だ。

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