ミランの“ナンバー10”は世界最高峰の中盤で輝けるか 銀河系軍団への復帰を果たしたスペインの逸材

ミランで活躍するディアス photo/Getty Images

ミランへ3年間レンタルし、レアル復帰へ

マンチェスター・シティやレアル・マドリードで輝くことができなかった若者が、イタリアの地で才能を開花させ、ついにレアルへの復帰を決めた。ミランで10番を背負ったブラヒム・ディアスだ。

シティのアカデミー出身のディアスはトップチーム昇格後、分厚い選手層に阻まれて出場機会を得られず。2019年1月にレアルへと移籍するものの、レアルでも1年半でわずか21試合の出場に限られる。

そしてディアスの転機は、2020-21シーズンのミランへのレンタル移籍。初年度からセリエAで27試合4ゴールを記録して主力として台頭すると、さらに2年間のレンタル延長で経験を積む。昨季はスクデット獲得、今季はUEFAチャンピオンズリーグベスト4と躍進するミランで10番を背負った。

テクニカルなボールタッチとパスセンスで司令塔として活躍したディアス。レアルでも存在感を発揮することはできるだろうか。中盤やウイングでの起用が考えられるが、エドゥアルド・カマヴィンガやフェデリコ・バルベルデ、そしてドルトムントからの加入が決定的なジュード・ベリンガムと世界最高峰の若き才能が集結している。ディアスにとって来季は非常に重要な1年となりそうだ。

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