覚醒したバログンの勢いが止まらない アメリカ人選手初の偉業も達成

今季リーグ・アンで大ブレイクを果たしているバログン photo/Getty Images

リーグ戦のゴール数が「20」の大台に

今季大ブレイクを果たしているアメリカ人FWフォラリン・バログンの勢いが止まらない。

現在21歳のバログンはアーセナルの下部組織出身で、2020年10月にトップチームデビュー。しかし、その後はなかなか思うような出場機会を得られず、昨季後半戦のミドルズブラに続いて、今季もスタッド・ランスへレンタル移籍した。

ただ、この決断がバログンにとって大きな転機に。自身にとって初のフランスの地ではあったが、開幕から3試合連続でゴールを決めるなど、すぐさま新天地に適応して見せると、第35節終了時点で19ゴール2アシストの大活躍を見せている。
そして、今月21日にホームで行われたアンジェ戦(リーグ・アン第36節)でも、違いを見せつけたバログン。1-1で迎えた54分に右からの折り返しを合わせ、今季リーグ戦でのゴール数を「20」の大台に乗せた。米『CBS SPORTS』などによると、欧州5大リーグにおいて、1シーズンで20ゴールを達成した初のアメリカ人選手だという。なお、これまでの最多得点者は、2011-12シーズンにフラムで17ゴールを記録したクリント・デンプシーだった。

今季の覚醒により、バログンは来季以降の所属先にも注目が集まっている。本来の所属先であるアーセナルでプレイするのか、はたまた他のビッグクラブでプレイするのか。今夏の若手人気株の決断はいかに。

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