ウォーカーとAWBはどちらが1対1に強い? マンチェスターにいるドリブラー・キラーな2人

今季マンUで評価を伸ばすアーロン・ワン・ビサカ photo/Getty Images

三笘を抑えたことでAWBの評価は上昇

現在イングランドが抱えるサイドバックはとにかくレベルが高い。特に右サイドバックは人材が溢れており、個性の異なる実力者が揃う。

1対1の対応という点においては、17日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグでレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールを抑えたマンチェスター・シティDFカイル・ウォーカーもレベルが高い。

ウォーカーの場合は世界トップクラスのスピードがあり、それは30代へ突入してからも衰えていない。単純なスピード勝負ではヴィニシウスも勝てないのだ。
だが、そのウォーカー以上に1対1の守備が強いと評されるのがマンチェスター・ユナイテッドDFアーロン・ワン・ビサカだ。

今季はブライトン所属の日本代表FW三笘薫との1対1も大きな注目を集めることになり、三笘を抑えたことで評価が上がった。

かつてトッテナムなどで活躍したジェイミー・オハラ氏は、ウォーカー以上にワン・ビサカの方が1対1に強いと絶賛する。

「ワン・ビサカはユナイテッドでとても良い活躍を見せている。彼は1対1の守備面において世界最高だ。カイル・ウォーカーはスピードに頼りがちなところもあり、ワン・ビサカより優れたDFはいないよ。今季の彼はより良い選手になっていて、それはテン・ハーグの指導があるからだ」(英『Daily Star』より)。

もちろんサイドバックの仕事は1対1の対応だけではない。ワン・ビサカがイングランド代表でポジションを掴めるかは微妙なところだ。それでも、ドリブラー・キラーという点においてワン・ビサカより信頼できるサイドバックも少ないだろう。

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