「パブのチームがやってるみたいだ」ロイ・キーンがリヴァプールの守備を痛烈批判

不調を指摘されるファン・ダイク photo/Getty Images

ファン・ダイクの衰えがチームの衰え

プレミアリーグ第30節、リヴァプール対アーセナルの試合がアンフィールドで行われた。リヴァプールは前半に2失点するも、前半終了間際のモハメド・サラーの1点と後半のロベルト・フィルミーノの得点で追いつき、ドローに終わった。『THE Sun』によると、その試合でのリヴァプールのディフェンスをロイ・キーン氏は「Pub Team」、つまりアマチュアレベルのディフェンスをしているようだと批判している。

「リヴァプールのディフェンスはパブのチームがやってるみたいだよ。めちゃくちゃで、混乱している」
 
ロイ・キーンはCBフィルジル・ファン・ダイクに関して特に批判。リヴァプールは前半に、ガブリエウ・マルティネッリとガブリエル・ジェズスによって失点したが、その際のファン・ダイクの対応の悪さを指摘した。
 
8分の失点シーンでは、ブカヨ・サカにボールが渡る際、ファン・ダイクの足がボールに絡み、左サイドから走り込んできていたマルティネッリの足元にボールが転がってしまい、そのまま上手くゴールに流し込まれている。続く28分、サイドからマルティネッリが出したクロスに対し、明らかにジェズスを見失い、ゴール目の前のポジジョンを取られヘッドでゴールされた。
 
ファン・ダイクは、前回の第8節延期分チェルシー戦を体調不良で欠場している。その試合ではドローだったものの、クリーンシートを達成できている。
 
今回の試合でファン・ダイクは先発メンバーに復帰し、ユルゲン・クロップ監督の彼に対する信頼は厚いものだということが示された。しかし、キーンの言うようにファン・ダイクは不調を隠しきれておらず、今季のファン・ダイクの衰えは、チームの衰えの原因となっていると言わざるを得ない状況だ。プレミア一とも称されたCBの復調は、来季に向けてひとつのカギとなるだろう。

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