2年連続ゴールを決めて“鹿児島キラー”に 途中出場の相模原MF安藤翼が一矢報いる

安藤がゴール(写真はイメージ) photo/Getty Images

1-2で敗れた

SC相模原はJ3リーグ第4節で鹿児島ユナイテッドFCと対戦。前半に2点をリードされる苦しい展開で、後半に1得点を決めるものの1-2と敗戦した。意地の1点を決めた男がMF安藤翼だ。

試合は2点ビハインドの63分、佐野陸人に代わって途中出場した安藤が積極的に仕掛けてチャンスを作る。すると84分、左サイドから相手の裏に抜け出した藤沼拓夢の折り返しを安藤が合わせて1点を返す。このまま同点弾を決めたい相模原だったが、最後まで追加点を奪えずに敗れた。

ヴァンラーレ八戸から加入して3年目を迎える安藤。駒澤大学から2019年にJFLのホンダロックに入団すると、そこから八戸、相模原とかけ上がってきた。2021年にはJ2リーグで27試合2得点を記録し、昨季もJ3で33試合4ゴールを挙げている。安藤は昨季もアウェイの鹿児島戦でゴールを決めており、勝利に貢献していた。2年連続でゴールを記録し、まさに鹿児島キラーとなった。

相模原の今季はここまで1勝3敗と、戸田和幸体制は苦しい船出となっている。それでも途中出場の安藤が結果を残したことで、よりチームの競争力は増したはずだ。昨季J3最下位からの巻き返しに期待したい。

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