欧州のトップクラブで活躍している選手は、金、地位、名誉の全てを手に入れていると言っていいだろう。ヨーロッパ最大のクラブの一つであるバイエルン・ミュンヘンでプレイしているならなおさらだ。しかし、DFアルフォンソ・デイビスは私生活に少し悩みを抱えているようだ。
2019年にバイエルンへと活躍の場を移した22歳のデイビス。圧倒的なスピードやドリブルを武器にすぐさま左サイドバックのレギュラーに定着した彼は、これまで4度のブンデスリーガ制覇やチャンピオンズリーグ優勝などを味わってきた。
そして、昨年末にはカナダ代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会にも出場した。グループステージのクロアチア戦では、カナダにとってワールドカップでの初得点となる歴史的なゴールも決めてみせた。
このようにクラブでも代表でも順風満帆なキャリアを送っているデイビスだが、英『The Sun』によると、彼は練習後の時間の使い方に悩んでいる様子。自身のTwitchチャンネルでこのように語っていたようだ。
「プロサッカー選手としての生活はとてもクールだ、間違いなくね。リラックスして人生を楽しむこともできる。だけど、トレーニングが終わったら何もすることがないんだ」
「僕は家庭を持っていないし、ガールフレンドとも一緒に住んでいるわけではない。だから一人でいるんだ。特に友達みんなが仕事をしている時は、何もやることがなくてちょっと心配になる」
「たぶん友達は5人くらいだ。僕は人気者の負け犬なんだ」
外で遊び回ってトレーニングや試合に支障をきたす選手に比べれば何も問題はなさそうだが、強いて言えばメンタル面への影響は気になるところ。一人でも没頭できる趣味などが見つけられるとベストなように思えるが、デイビスはこの問題を解決することができるのか。