D・シルバ&久保建英に流れる天才レフティーの“呼吸” 日本の才能を理解してくれるシルバの存在は大きすぎた

エルチェ戦ではシルバのアシストから久保がゴール photo/Getty Images

ソシエダにフィットした要因の1つ

19日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節のエルチェ戦でも得点を記録し、レアル・ソシエダで着々と評価を上げているMF久保建英。

エルチェ戦での得点が今季リーグ戦5点目で、FWアレクサンダー・セルロート(9ゴール)、MFブライス・メンデス(7ゴール)に次いでチーム3番目の数字となる。

久保はリーガ通算での得点数が11点となっているため、その約半分がソシエダで決めたものだ。これまでマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェでプレイしてきたが、現在所属するソシエダが一番フィットしているのは明らか。この移籍は大正解だったと言える。
スペイン『as』が大きな存在に挙げるのが大先輩のMFダビド・シルバだ。エルチェ戦での得点も久保の動き出しを見逃さなかったシルバのスルーパスから生まれたもので、シルバは久保の特性をよく理解してくれている。

「エルチェ戦はクボのベストゲームだったわけではないが、得点を挙げて重要な存在だと示した。証明されたのはシルバと彼の特別な関係性も同じで、昨夏にソシエダ行きを決断したのは正しかった。同じ波長でプレイする選手を見つければ、すべてがイージーになる。エルチェ戦で2人は22のパスを交換しており、シルバは6度のチャンスメイク、久保も6本のシュートを放っている」

同メディアはこのように伝えており、同じレフティーのシルバと久保は好みのプレイも似ているように感じられる。シルバと一緒にプレイできるのは久保にとって貴重な経験となっていることだろう。

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