10年前はイスコ、ホアキンらの力で“CLベスト8”に入ったのに…… マラガが2部でもピンチに陥っていた

マラガは2部でも勝てない状態に photo/Getty Images

今季は2部でも4勝のみの20位に

今から10年前の2012-13シーズン。マヌエル・ペジェグリーニの下でチャンピオンズリーグ・ベスト8にまで進んだマラガの快進撃を覚えているだろうか。

DFマルティン・デミチェリス、MFジェレミー・トゥララン、FWホアキン・サンチェス、ロケ・サンタクルス、ハビエル・サビオラといった経験豊富な選手をセンターラインに据え、左サイドバックにはナチョ・モンレアル、司令塔の位置には当時売り出し中だったイスコを配する渋い実力者集団だった。

当時のチャンピオンズリーグではプレイオフから勝ち上がり、決勝トーナメントではFCポルトも撃破。ベスト8では惜しくもドルトムントに敗れたが、当時ファイナルまで駒を進めたドルトムントをギリギリのところまで追い詰めたマラガの戦いぶりは見事だった。
あれから10年。現在マラガはスペイン2部にいる。しかも3部への降格も見える20位に位置しているのだ。当時より財政難の影響もあったが、クラブは2017-18シーズンに2部へ降格してから苦しい時間を過ごしている。

今季は26試合を消化した段階で4勝のみ。幸い21位ルーゴ、最下位UDイビサが低迷しているおかげで20位に位置しているが、スペイン『as』も状況は深刻と心配している。

今のところ浮上する希望は少ないようだが、生き残れるのか。1部復帰の夢は遠く、今は2部から落ちないことを優先するシーズンが続いている。

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