デシャン監督、教え子ヴァランの代表引退に「過去10年間、ピッチ内外で重要な役割を担ってきた」

カタールW杯にも出場したヴァラン photo/Getty Images

ロシアW杯ではフランス代表の優勝に大きく貢献

フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が代表引退を表明したマンチェスター・ユナイテッド所属の同代表DFラファエル・ヴァランについてコメントした。

現在29歳のヴァランは2013年にフランス代表デビューを果たし、これまで代表通算93試合に出場し、W杯に3度、EUROには1度出場した。さらにロシアW杯では、全7試合に出場し、20年ぶり2度目の優勝に大きく貢献した。

そんな代表引退を表明したヴァランについてデシャン監督がコメントした。英メディア『Daily Mail』が報じた。
「ヴァランは数日前に私に電話をかけてきて、代表でのキャリアを終わらせたいと言ったんだ。彼は知的で、時間をかけて熟考し、決断する術を知っている。私たちのやりとりについて詳細には触れないが、ヴァランの代表チームでの冒険は終わったと考えている。彼の主張は理解できるし、残念に思えるかもしれないが、彼の決断には敬意を表する」

「ヴァランは過去10年間、ピッチ内外で重要な役割を担ってきた。私は彼のコーチであることに大きな喜びを感じていたし、それはスタッフ全員も同じだ。彼のこれからと最高の幸せを願っている」

フランス代表の不動のCBとして活躍し続けたヴァラン。10年間、同選手を指導したデシャン監督も賞賛の言葉を送っており、フランス代表にとってヴァランの存在は欠かせないものだったのだろう。

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