ムドリク獲得に失敗しそうなアーセナルは代わりに誰を獲る? バルサのアタッカー2人やW杯を戦ったフランス代表戦士も候補に
ハフィーニャの移籍が実現すればバルサ在籍期間は半年となる photo/Getty Images
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移籍市場閉幕までまだ半月ある
シャフタール・ドネツクのFWミハイロ・ムドリクの獲得に動いていたものの、チェルシーに彼を横取りされかけているアーセナル。シャフタールがTwitterを通じてチェルシー移籍が合意間近だと発表してしまうくらいの状況だ。ムドリクの代わりにアーセナルが獲得できそうな選手は誰がいるのか。
ムドリクは左ウイングを主戦場とする選手であり、アーセナルに加わった場合はFWガブリエウ・マルティネッリやMFエミール・スミス・ロウとポジションを争うと見込まれていた。特にマルティネッリと逆サイドのFWブカヨ・サカはここまでチームトップタイの公式戦24試合に出場しており、ムドリクが加われば彼らをより休ませやすくなっていたはず。FWガブリエウ・ジェズスがいれば、彼やFWエディ・エンケティアのサイド起用なども考えられたが、ジェズスは現在負傷離脱中。エンケティアがセンターフォワードで継続して出場している状況だ。
英『Evening Standard』は、アーセナルがムドリクの代わりに獲得しそうな選手として、バルセロナのFWハフィーニャの名前を挙げている。アーセナルは彼がリーズ・ユナイテッドに在籍していた夏の時点でも獲得に動いていた選手だ。クラブのスポーティング・ディレクターを務めるエドゥ・ガスパール氏は、移籍の可能性について確認するためハフィーニャの代理人であるデコ氏に連絡を取ったという。
現状ハフィーニャが第一候補となりそうだが、英『Football London』は、ボルシア・メンヘングラードバッハのFWマーカス・テュラム、ブライトンのFWレアンドロ・トロサール、バルセロナのFWフェラン・トーレス、スタッド・レンヌのFWマルタン・テリエの4人をムドリクの代役候補として紹介している。
テュラムは今季限りでボルシアMGとの契約が満了となる選手であり、トロサールはブライトン指揮官のロベルト・デ・ゼルビ監督と対立したことが報じられている。F・トーレスは期待されていたほどのパフォーマンスを見せられていないためにバルサが売却も検討しているようで、テリエはアーセナルが以前から追っていた選手だ。
即戦力として間違いなさそうなのは、プレミアリーグでの実績があるハフィーニャやトロサール、F・トーレスとなりそうだが、テュラムはフランス代表として戦ったワールドカップでの活躍が記憶に新しく、所属先のボルシアMGでは今季公式戦17試合13ゴール4アシストを記録。アーセナル以外にリヴァプールやトッテナムが関心を持っているというテリエも、レンヌで今季公式戦22試合12ゴール5アシストという成績を残しており、十分に期待は持てる。はたしてこの中にアーセナル移籍を実現させる選手はいるのか。今後の彼らの動向に注目だ。