W杯で活躍した197cmのオランダ代表FWがマンUの新戦力候補に B・フェルナンデスやエリクセンのターゲット役となるか

ワールドカップでインパクトを残した photo/Getty Images

ストライカーが確保できるとベストだ

FWクリスティアーノ・ロナウドが退団したことにより、前線の補強を目指しているマンチェスター・ユナイテッド。現在彼らはベジクタシュでプレイするオランダ代表FWボウト・ベグホルストのローン移籍の可能性を探っているようだ。
 
FWエディンソン・カバーニが退団したこともあり、今季のマンUは最前線を務められる選手がロナウドとFWアントニー・マルシャル、FWマーカス・ラッシュフォードくらいとなっていた。ロナウドがいなくなったFIFAワールドカップ・カタール大会終了後は、公式戦5試合連続でFWアントニー・マルシャルが先発出場中。しかし、彼は前半戦の多くの試合を負傷により欠場しており、ラッシュフォードも左ウイングと兼任している状態。最前線の頭数には不安がある。
 
英『Daily Mail』によれば、バーンリーからベジクタシュへローン移籍中のベグホルストを獲得するため、マンUはバーンリーと交渉を行っているという。1月に費やせる資金が限られているマンUはローンでの獲得を狙っており、ベジクタシュへのローン期間を短縮してマンUへ移る形を模索しているようだ。
 
ベグホルストは2022年1月にヴォルフスブルクからバーンリーへと完全移籍している選手で、昨季後半はプレミアリーグでプレイ。20試合に出場し2ゴール3アシストという成績を残している。記憶に新しいのはワールドカップでの活躍で、彼はオランダ代表の一員として4試合に出場。アルゼンチンとの準々決勝では途中出場から2ゴールを奪う劇的な活躍を見せた。
 
ビッグクラブでプレイした経験はないため、どれだけマンUで戦力として機能するかは不透明だが、彼は197cmという長身かつ屈強なフィジカルを持っている。活かし方次第では大きな武器となるだろう。高精度のキックを持つMFブルーノ・フェルナンデスやMFクリスティアン・エリクセンのクロスにベグホルストが合わせるといったシーンは見られるのか。

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