フランス代表デシャン監督続投 ロシアW杯ではフランスを2度目のW杯優勝に導く

カタールW杯でも指揮をとったデシャン監督 photo/Getty Images

フランス代表最長の長期政権へ

フランスサッカー連盟はフランス代表を率いるディディエ・デシャン監督との契約を2026年6月まで延長することを発表した。

デシャン監督はモナコ、ユヴェントス、マルセイユの指揮官を歴任し、12年7月に代表監督に就任 。同監督はここまで、139試合を戦って89勝28分け22敗という成績を残し、2018年のワールドカップ・ロシア大会では優勝。2021年のUEFAネーションズリーグでも優勝し、2022年のカタールW杯でも決勝進出を果たした。連覇こそ逃してしまったが、準優勝と輝かしい結果を残した。

現在54歳のデシャン監督は現役時代は守備的MFとして活躍し、フランス代表としては103試合で4ゴールをマークした。1998年には自国開催のW杯で主将として初制覇に貢献した。選手と監督の両方でW杯優勝を果たし、ブラジルのマリオ・ザガロ氏、ドイツのフランツ・ベッケンバウアー氏に続き、史上3人目の偉業を成し遂げた。
同監督は今回の契約延長により、ユーロ2024とアメリカ、カナダ、メキシコ共同開催で行われる2026年のW杯までフランス代表を指揮することになった。

契約延長により14年間というフランス代表最長となったデシャン政権。選手、監督とともにフランス代表では優勝と輝かしい成績を残したフランス代表のレジェンドはユーロ2024、2026年に行われるW杯でも好成績を残すことができるのか。デシャン率いるフランス代表の今後の活躍に期待が高まる。

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