J2とJ3で修行を続けた男はついにJ1の舞台へ 熊本の躍進に貢献したCBが京都を支える柱となるか

熊本を支えたイヨハ photo/Getty Images

イヨハが京都へレンタル移籍

京都サンガF.C.はサンフレッチェ広島からイヨハ理ヘンリーを期限付き移籍で獲得したことを発表した。下部リーグのさまざまなクラブで修行を積んだイヨハは、いよいよJ1の舞台で自らの実力を試すときがきた。

2017年に広島ユースからトップチームへと昇格したイヨハ。翌年にはFC岐阜へ期限付き移籍を果たすと、最初の2年間こそ出場機会は限られていたものの、岐阜3年目の2020年にはJ3リーグで24試合1ゴールを記録。しかし翌年には鹿児島ユナイテッドFCへとレンタルするものの、12試合の出場にとどまった。

それでも今季はJ2に昇格したロアッソ熊本へと修行の場を移す。大木武監督の下で、空中戦の強さやビルドアップ能力の高さを生かしてレギュラーに定着する。J2で38試合2ゴールと高い存在感を発揮して熊本をJ1参入プレイオフ圏内の4位進出に貢献した。
そして今季は京都へと期限付き移籍を決めたイヨハ。京都はJ1参入プレイオフで熊本とドローで残留を決めており、その試合には熊本のユニフォームを着たイヨハも先発していた。そんな守備のリーダーとして成長を遂げた男は、チョウ・キジェ監督の下でどのようなパフォーマンスを発揮できるか注目だ。

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