プレミア得点王はまだ輝けない ガーナに敗北の韓国はエースのソン・フンミンに“最低点”の評価も

ガーナに敗れて涙を流すソン・フンミン photo/Getty Images

ガーナとの壮絶打ち合いも落として3大会連続のGS敗退危機

またグループステージで涙を吞むのだろうか。韓国代表の大エースであるFWソン・フンミンに3度目のグループ敗退の危機だ。

韓国は28日にFIFAワールドカップ・カタール大会グループステージ第2節でガーナ代表と対戦し、2-3で敗れてしまった。終盤に韓国が猛攻を仕掛ける見応えたっぷりのゲームではあったが、エースのソン・フンミンは初戦に続いて当たりがなかった。

伊『Gazzetta dello Sport』は試合後の採点でソン・フンミンにチーム最低タイとなる4.5点の評価をつけている。期待が大きいこともあり、ここまでの2試合はどこか物足りない。ドリブルやクロスなど良いプレイもあるのだが、やはり求められているのはゴールだ。
特に昨季トッテナムの一員としてプレミアリーグで得点王に輝いたこともあり、注目度は4年前を上回る。まさに今が選手としてのピークだろう。それだけに2試合連続無得点とチームの未勝利はショックが大きいはずだ。

ソン・フンミンは2014年大会で初めてワールドカップを経験しているが、2014年大会と2018年大会はグループステージで敗れている。このままでは3大会続けてグループで姿を消す恐れがあり、アジアでも屈指のアタッカーを擁しながらグループを突破できないのは厳しい。

ガーナ戦も韓国は守備の部分で気になる対応が目立ち、結果的には3失点してしまった。最終節の相手はグループ最強のポルトガル代表だが、韓国とエースのソン・フンミンはミラクルを起こせるのか。トッテナムに比べて韓国代表での成績は明らかに物足りず、本人もこのままでは終われないだろう。

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