コスタリカ戦で柴崎岳は起用されず “柴崎×三笘”日本の最大火力を試すべきだった?

カナダ戦で好印象だった柴崎岳はコスタリカ戦で起用されず photo/Getty images

起用するならこの試合だった

FIFAワールドカップ・カタール大会グループE第2節日本対コスタリカの一戦が行われ、0-1でコスタリカが勝利している。

日本は初戦でドイツ相手に大金星を挙げ、世界中から注目される存在になったが、2戦目は引いた相手を崩せず敗れることに。アジア最終予選から続く守備的な相手の崩し方を見つけられぬままここまで来てしまった。

だが策がないわけではなかった。それは柴崎岳の存在だ。
日本代表は基本的に[4-5-1]を採用しており、ボランチには遠藤航、守田英正、柴崎、田中碧の4人がいる。安定感でいえば遠藤と守田の2人がずば抜けており、守田が復帰したコスタリカ戦ではそのコンビが先発に指名された。

柴崎はアジア最終予選から安定感のなさを指摘されている。具体的にいえば守備強度の物足りなさとボールロストの多さだ。ボランチとして起用するには致命的だが、森保一監督は柴崎を招集し続けている。

そんな柴崎がようやく輝きを放ったのが、11月のW杯直前の親善試合カナダ戦である。このゲームでは1番手の遠藤と守田を起用できず、柴崎と田中のコンビで試合に臨んだ。結果は1-2の逆転負けとなったが、収穫はあった。それが柴崎の攻撃力である。

柴崎は広い視野と豊富なアイデアを持っており、パスの出し手としてはサムライブルートップのものを持っている。正確性に欠けるため起用の難しい選手だが、起用するならこのコスタリカ戦だっただろう。コスタリカ戦では思うように攻められずチャンスが生まれたのは三笘薫が投入されてからだ。「戦術三笘」と呼ばれるだけあって彼のドリブルは破壊力抜群で、コスタリカは2人で三笘を対応しようとしても交わされていた。それほど三笘の存在は大きいのだ。

勿体なかったのは三笘に効果的なパスが出なかったことだ。プレイタイムの少なさもあったが、柴崎がいれば三笘の攻撃力をもっと生かせたかもしれない。次節は中盤でボールロストすれば必ずピンチに陥ることになるスペイン戦であり、柴崎の先発は考えにくい。起用するならこのコスタリカ戦だったが、なぜ起用されなかったのだろうか。

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