FC岐阜が元日本代表MFの現役引退を発表 北京五輪にも出場した中盤のかじ取り役

本田が現役を引退することを発表 photo/Getty Images

清水や山形でも活躍した本田

今季はJ2昇格を目指した大型補強を決行したFC岐阜。しかし今季のJ3では33試合を終了して14位と低迷してしまい、J2への復帰は断たれた。そんなクラブは18日、MF本田拓也が現役を引退することを発表している。

2008年に法政大学から清水エスパルスへと加入した本田。初年度からJ1で16試合に出場するなど経験を重ね、2010年には31試合1ゴールを記録した。すると翌年には鹿島アントラーズへと移籍。鹿島ではケガの影響や柴崎岳ら中盤の台頭もあり、出場機会を得られず。2013年途中に清水へと復帰し、主力として活躍した。

2015年にはJ2に降格した清水。同年にチームは昇格するものの、自身は翌年モンテディオ山形へ移籍し、ここでもボランチで定位置を勝ち取る。2021年からは岐阜でプレイを続けている。
現在37歳の本田は2008年の北京オリンピックや、優勝を果たした2011年のAFCアジアカップにも出場。ロングボールの展開力や守備力に優れ、清水や山形でも中盤でのかじ取り役として存在感を発揮した本田は、J1で145試合4得点、J2でも140試合1得点と経験を重ねており、J3でも30試合に出場した。20日に行われるギラヴァンツ北九州との最終節終了後に挨拶を行う予定だ。

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