デ・ヘアのマンU残留に追い風? 新守護神候補の獲得には大量の資金が必要に

彼の去就の行方はいかに photo/Getty Images

好パフォーマンスを見せているデ・ヘア

今季もGKダビド・デ・ヘアがチームの守護神を務めているマンチェスター・ユナイテッド。彼との契約が来夏に満了となることもあって、何人かのキーパーが新守護神候補として噂にあがっているが、デ・ヘア残留の芽も出てきているようだ。
 
ポジションを争うはずだったGKディーン・ヘンダーソンがノッティンガム・フォレストへローンで移籍したこともあり、今季はここまでの公式戦19試合全てにフル出場しているデ・ヘア。直近のアストン・ヴィラ戦では3ゴールを相手に許してしまったものの、それまでの7試合では、うち6試合でクリーンシートを達成しており、要所で好セーブを披露していた。
 
その一方、改善の兆しは見せているものの、デ・ヘアはエリック・テン・ハーグ監督の求めるビルドアップでの貢献度が低く、クラブが彼との契約を延長するかどうかは怪しくなっており、英『The Mirror』は、デ・ヘアがマンUに留まりたいなら37 万 5000 ポンド(約6300万円)と言われる週給を見直す以外に道はないと伝えている。
 
しかし、英『Manchester Evening News』は、マンUの獲得候補の1人として噂に挙がっていたポルトガル代表GKディオゴ・コスタが、ポルトとの契約を2027年まで延長したこと、契約解除金が7500万ユーロ(約110億円)まで引き上げられたことについて触れている。現在マンUはストライカーやサイドバック、中盤の選手などに関心を示しているようで、選手売却などによって多額の資金を得られない限り、コスタのような選手と契約するのは難しいかもしれないと同メディアは指摘している。
 
コスタ以外にもアスレティック・ビルバオのGKウナイ・シモンなどが獲得候補に挙がっているが、もしデ・ヘアがビルドアップなどの弱点を克服していき、減給なども受け入れるのであれば、契約延長となる可能性が一気に高まるかもしれない。

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