ミラン移籍後初先発で1ゴール1アシストの活躍を見せたオリギ ジルーに続く“第2のCF”となれるか

ようやく本領を発揮した photo/Getty Images

見事にチャンスをものにしたオリギ

23日のモンツァ戦でミラン移籍後初先発を飾ったFWディボック・オリギ。FWオリヴィエ・ジルーに代わって1トップを務めたが、今後に期待できるパフォーマンスを披露した。
 
リヴァプールを契約満了で退団し、今夏にミランへと加入したオリギ。負傷などがありなかなかコンディションが整わず、今回のモンツァ戦まで先発出場は0。公式戦8試合に途中出場していたものの、ゴールやアシストといった結果も残すことができていなかった。
 
今回のモンツァ戦では、ジルーやFWラファエル・レオンをベンチスタートとし、オリギやFWアンテ・レビッチをスタメンで起用したステファノ・ピオリ監督。チャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦が中2日で控えていることもあり、それを見越した采配とみられる。
 
結果的にオリギはこの試合で1ゴール1アシストの活躍を見せた。41分、右サイドの持ち上がりからMFブラヒム・ディアスの2ゴール目をアシストすると、65分には強烈なミドルシュートをボックスの外からゴール右上に突き刺している。ミランの4-1の勝利に大きく貢献し、ピオリ監督の起用に応えてみせた。
 
伊『CalcioMercato』は「ピオリがスクデットを狙う上で必要な、完璧なストライカーだ」とモンツァ戦のオリギを評価。ゴールやアシスト以外にも、最前線で身体を張る場面やボールをキープする場面が何度か見受けられ、センターフォワードとしてのタスクをこなそうと奮闘していた。
 
FWズラタン・イブラヒモビッチが長期離脱中、オリギとレビッチもなかなか状態が整わないという状況だったため、ジルーが出ずっぱりとなってしまっていた今季のミラン。彼の負担を軽減していくためにも、オリギにはこのパフォーマンスを継続することが求められるだろう。

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