勝てばレアル・ソシエダは8連勝快挙達成 久保は自身を「無気力」と称したアギーレと再会。5バック攻略ならキーマンに?

古巣マジョルカ戦に臨むレアル・ソシエダの久保建英 photo/Getty images

成長を見せたい

日本代表の久保建英が今夏の移籍市場で加わったラ・リーガのレアル・ソシエダ。ここ数年は継続して上位でフィニッシュしており、今季はリーグ戦と並行してELを戦っている。

今季のラ・レアルは非常に好調であり、公式戦では7連勝中だ。9月のELオモニア戦から負けておらず、エスパニョール、ジローナ、シェリフ、ビジャレアル、シェリフ、セルタを破っている。

西『noticias de Gipuzkoa』によると、ラ・レアルの7連勝はクラブ史上最も長い連勝記録とされている。1976年に一度達成しているが、当時は2部だった。そのためマジョルカに勝利すれば、新たな歴史を刻むことになる。
マジョルカに対してラ・レアルは滅法強く、直近5回の直接対決ではすべてラ・レアルが勝利している。最後にマジョルカが白星を挙げたのは、2012年9月とマジョルカは約10年ラ・レアルに勝てていない。それほど両クラブには差があるのだ。

西『AS』ではマジョルカ戦のラ・レアルの先発を予想しており、久保はアレクサンデル・セルロートと共に2トップに配置されている。リーグ戦では現在5試合連続スタメンであり、古巣のマジョルカ相手に先発すれば6試合連続となる。

セルタ戦では相手の組織されたプレッシングに苦戦したラ・レアルだが、マジョルカ戦ではどうなるか。今季のマジョルカは9試合で7失点と堅守を披露しており、複数失点は対レアル・ベティス(1-2●)、対レアル・マドリード(4-1●)の2試合のみだ。

ただマジョルカが5バックで自陣に引きこもる守備を選択すれば久保の思う壺だ。そういった守備に対し今季の久保は上手くスペースを見つけて打開できる選手になっている。守備への反応も早く、久保が起点となってショーカウンターが見られるか。

ハビエル・アギーレと再会することになる久保。西『MUNDO DEPORTIVO』は刺激的な再会と呼び、両者に注目している。アギーレは以前久保を「無気力」と評価していたが、今元日本代表監督の目にはどう映っているのだろうか。

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