1億2600万ユーロで獲得も直近3試合のプレイタイムは“29分のみ” アトレティコを離れたいポルトガルの超新星はどこへ行く

アトレティコ・マドリードで出場機会を失うジョアン・フェリックス photo/Getty images

移籍金がネックとなりそうだ

今季のアトレティコ・マドリードはリーグ戦でバルセロナ、レアル・マドリードの2強に差を付けられており、CLでは4試合終えて1勝1分2敗の3位と好成績を残せていない。

とくにCLでは得点力不足が目立っており、4試合でゴールはわずかに2つ。しかもその2ゴールは第1節のものであり、第2節、第3節、第4節と3試合連続で得点がない状況。

今季は攻撃の中心とされるFWジョアン・フェリックスのプレイタイムが伸びていない。リーグ戦ではすでに8試合が消化されたが、先発は5試合のみ。90分フル出場したのは、1-1で引き分けた第4節レアル・ソシエダ戦までさかのぼる。
西『MARCA』によると、フェリックスはアトレティコを離れたいようだ。前述したプレイタイムの少なさを嘆いており、直近3試合ではわずか29分しかプレイしていない。最前線にはアルバロ・モラタが起用されており、今季4ゴールと得点源の活躍を見せている。

2019年にベンフィカからやってきたフェリックス。移籍金は1億2600万ユーロと高額なもので活躍を期待されたが、リーグ戦でのプレイタイムは初年度の1748分がベストであり、年々下がり続けて昨季は1267分とかなり少ない。その中で8ゴール4アシストと決定力の高さを証明したが、絶対的な存在になることはできなかったようだ。

フェリックスは3億5000万ユーロの契約解除条項が足かせとなって移籍は難しいと同メディアは分析している。実際に日本円にすると約500億円であり、手が出せるクラブは少ない。

ポルトガルメディア『A Bola』によると、マンチェスター・ユナイテッドが獲得を検討しているようだ。さすがに契約解除条項の満額を払うとは思えないが、交渉の中で選択肢を見つけるか。

注目された時期の早さもあってまだフェリックスは22歳と若い。攻撃的な選手であり、自身の強みを生かせるクラブを探すのがベストといえる。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ