プレミアリーグで2位につけるマンチェスター・シティは各ポジションに優秀なタレントを配置しており、とくに中盤は実力者が揃う。インサイドハーフにはイルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シウバ、ケビン・デ・ブライネがおり、フィル・フォーデンがポジションを下げて中盤でプレイすることもある。
英『Manchester Evening News』によると、ユヴェントスがギュンドアンの獲得を目指しているようだ。ギュンドアンはシティとの契約が今季限りとなっており、契約延長がなければ来夏フリーで獲得することができる。
ユヴェントスは来夏争奪戦になると予想しており、今冬に獲得したい考えがあるようだ。シティを説得するために2200万ポンド(日本円にして約36億円)の資金を用意している模様。
ギュンドアンは10月24日で32歳となり、若い選手ではないが、まだまだトップレベルで戦うことはできる。中盤であればどのポジションでもプレイすることができ、シティではインサイドハーフとアンカーを任されている。アンカーであれば展開力が光り、より前目のポジションで起用されれば得点にも絡める。
シティでのギュンドアンの最適解はインサイドハーフだ。ゴール前に飛び込む判断力、ボックス内での技術が高く、20-21シーズンはリーグ戦で13ゴールと得点力を開花させた。今季はまだ2ゴールだが、新加入ストライカー、アーリング・ハーランドとのコンビネーションは抜群であり、ハーランドとギュンドアンの組み合わせはシティの武器の一つである。
シティはそんなギュンドアンに契約延長のオファーをする可能性があり、獲得を目指すユヴェントスは希望を叶えることができるのか。30代に突入したベテランに約36億円は破格であり、続報を待ちたい。