ネーションズリーグで負けなし&“14ゴール2失点” 急成長するジョージア代表が熱い

バレンシアのゴールを守るママルダシヴィリも逸材だ photo/Getty Images

10年後が楽しみなチームに

今ジョージアが熱い。1番は今夏ナポリへ加入したジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアの大ブレイクが理由で、超積極的に仕掛けてくるクヴィチャ・クワラツヘリアとは何者かと世界的に話題を呼んでいる。

そのクワラツヘリアは、22日に行われたネーションズリーグの北マケドニア戦でも得点を記録し、チームも2-0と快勝。ジョージアはリーグCのグループ4に入っているのだが、北マケドニア、ブルガリア、ジブラルタルの入ったグループで4勝1分と負けなしで首位を独走。得失点の内訳も14得点2失点と圧倒的だ。

これまではお世辞にも強豪とは言えないチームだったが、状況が変わりつつあるのは間違いない。攻撃面においてクワラツヘリアはチームの象徴であり、代表では18試合で9ゴールと手がつけられない。
さらにもう一人忘れてはならない選手がいる。所属するバレンシアとの契約を2027年まで延長した21歳GKギオルギ・ママルダシュヴィリだ。スペイン『as』によれば設定されている契約解除金は1億ユーロとなっているようで、バレンシアの守護神だ。

市場価値は今年6月時点で1000万ユーロだったのだが、それが今では倍の2000万ユーロにアップ。これは1500万ユーロのクワラツヘリアも抑えて現ジョージアNo.1の数字である。

2人とも21歳と若いのが魅力的で、今後10年近くにわたってジョージア代表を引っ張っていく存在となるだろう。今後はEURO、ワールドカップの予選でも躍進したいところで、2人のスーパースター登場でジョージアは明らかな上昇気流に乗っている。

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