久保建英の“猛烈プレス”で相棒セルロートの先制点お膳立て ドリブル成功率100%、キーパス3本とスタッツは上々

セルロートと良い関係を築く久保建英 photo/Getty images

レアル・ソシエダで輝く久保

リーガ・エスパニョーラ第6節レアル・ソシエダはホームでエスパニョールと対戦。日本代表久保建英はアレクサンデル・セルロートと前線で並ぶ2トップの一角として起用された。

その久保がいきなり守備で魅せる。17分相手のビルドアップに対して久保がプレッシャーを仕掛けると相手GKのミスを誘発し、こぼれ球をセルロートが押し込んでラ・レアルが先制に成功。猛烈なプレッシングが相手GKのミスを誘発しており、久保にアシストが付く形となった。

その直後に失点となったが、ミケル・メリーノの敵陣でのインターセプトから最後はブライス・メンデスが左足で勝ち越し弾を挙げる。鋭いカウンターを完結させており、攻守両面で運動量を求められる中盤の2人がゴールを奪った。
後半はどちらもゴールに迫る展開で、久保も枠内シュートを放った。ボールはGK正面となってしまい、シュート精度は今後の改善点か。

スコアは動かず2-1でホームのラ・レアルが勝ち点3を手にしている。前節はヘタフェに黒星を喫しており、連敗は阻止した。

先制点に絡んだ久保は攻守両面で効いてきた。得点後も積極的なプレッシングを見せており課されたタスクを怠らず、攻撃面では下がってエスパニョールのプレスを剥がす場面も。データサイト『SofaScore』でのスタッツは素晴らしく、ドリブル成功率100%(2回)、キーパス3本、地上戦でのデュエルでは6勝を記録している。上手さだけでなく戦えることも証明しており、次節ジローナ戦でのスタメン起用に期待だ。


レアル・ソシエダ 2-1 エスパニョール

[得点者]
17分 アレクサンデル・セルロート(レアル・ソシエダ)
19分 エドゥ・エスポジト(エスパニョール)
29分 ブライス・メンデス(レアル・ソシエダ)

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