功を奏した若手重視の補強戦略 チェルシー破ったサウサンプトンで躍動するヤング・タレントたち

素晴らしい活躍を見せるロメオ・ラヴィア photo/Getty images

逸材が揃う

22-23シーズンのプレミアリーグは第5節までが終了している。トップ3はアーセナル、マンチェスター・シティ、トッテナムで、驚きはそれほどないが、4位にブライトン、7位にリーズ・ユナイテッド、8位にフラム、9位にサウサンプトンと中堅クラブがスタートダッシュに成功している。

とくにサウサンプトンの成功には驚きだ。昨季の終盤は勝てない時期が続いており、最後の10戦は1勝1分8敗というかなり苦しい数字だった。そのため今夏の補強はある程度の即戦力が必要になるのだが、補強はほぼ若手であり、移籍金順でいえばギャヴィン・バズヌ(20)、セク・マーラ(19)、ロメオ・ラヴィア(18)、アーメル・ベラ・コチャプ(20)、ジョー・アリボ(25)が並ぶ。バズヌとベラ・コチャプは20歳で、マーラとラヴィアに関しては10代である。

それでもサウサンプトンは成功を収めている。開幕戦からバズヌ、ラヴィア、ベラ・コチャプ、アリボの4人を継続して起用し、ラヴィアとアリボがゴールを決めている。ラヴィアの得点はチェルシー戦であり、最終的に2-1とBIG6相手に勝ち点を奪った。マーラは4人に比べプレイタイムは少ないが、途中出場含め3試合でピッチに立っており、1アシストと爪痕を残している。
サプライズはバズヌとラヴィアの2人だろう。マンチェスター・シティからこの夏獲得しており、トップリーグでの継続したプレイ経験はない。バズヌは昨季3部リーグに相当するEFLリーグ1でプレイしており、ラヴィアはシティのアカデミーで戦っていた。実力はあったのかもしれないが、未知数であることは間違いなく賭けだといえるが、それを制し見事戦力としている。

さらにサウサンプトンはサミュエル・エドジーとファン・ラリオスを獲得した。どちらもシティのアカデミーで育った若手であり、エドジーは昨季のコミュニティシールドで起用されるなど評価は高い。移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によると両者ともに買い戻しオプションはついているようだ。

若手中心の補強戦略でチームを強化したサウサンプトン。5試合消化して2勝1分2敗とまずまずな数字を残しており、今季のサウサンプトンは逸材が揃う手強いチームになりそうだ。

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