マンUの決定機を4連続阻止 2連勝はならずも気迫のプレイで可能性を見せたサウサンプトン

体を張ったサウサンプトン守備陣 photo/Getty Images

B・フェルナンデスの決勝点に泣いた

プレミアリーグ第4節で、強豪マンチェスター・ユナイテッドをホームに迎えたサウサンプトン。結果は0-1の敗戦に終わったが、勝ち点を得られた可能性は十分にあり、ひときわ勝利への執念を見せたシーンもあった。

サウサンプトンは前節のレスター・シティ戦で1-2の勝利を収めており、対するマンUもリヴァプールから白星をあげた直後の試合。お互いにリーグ戦2連勝を目指して挑んだ一戦だった。

結果的に、55分に決められたMFブルーノ・フェルナンデスのゴールが響き、2連勝をマンUに譲ることになったサウサンプトン。それ以前の大ピンチは凌いでいただけに、悔いの残る失点となった。

その大ピンチというのが19分のシーン。マンUはDFディオゴ・ダロトのクロスから、B・フェルナンデスがボックス内でヘディングシュートを試みたものの、ここはサウサンプトンのDFカイル・ウォーカー・ピータースが競り勝った。

そのこぼれ球に対し、今度はFWアントニー・エランガが反応したものの、彼のシュートはGKギャヴィン・バズヌがセーブ。ボールは再びB・フェルナンデスの下へ向かったが、これまたウォーカー・ピータースが気迫のブロックで彼のシュートを阻止した。

最後は再三のこぼれ球をMFクリスティアン・エリクセンがシュートしたものの、DFアーメル・ベラ・コチャプが体を投げ出してストップ。マンUは4度のシュートチャンスをサウサンプトンDF陣に阻まれる形となった。

GKダビド・デ・ヘアのビッグセーブにあったものの、B・フェルナンデスの先制ゴール後には、FWジョー・アリボが決定的なヘディングシュートを放ったサウサンプトン。今回はその奮闘ぶりに結果が伴わなかったが、スコアが逆でもおかしくない試合だった。この戦いを継続していければ、今後は勝ち点が積み上がっていくことだろう。

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