リーグ・アン“21ゴール”でも仏代表に届かない異常な競争 レンヌでの継続選んだテリエ勝負の3カ月

レンヌでプレイするテリエ photo/Getty Images

ビッグクラブからの関心も噂されるが……

昨季のリーグ・アンでパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ(28ゴール)、モナコFWウィサム・ベン・イェデル(25ゴール)に次いで第3位となる21ゴールを挙げたのがレンヌFWマルタン・テリエだ。

昨季一気に有名となったテリエには、今夏イングランドのクラブが関心を示してきた。リーズ・ユナイテッド、トッテナム、リヴァプールなどからの関心が噂されてきたが、テリエは24日にレンヌとの契約を2026年まで延長することを決定した。

今季もすでに1ゴール決めているが、テリエの視線の先にはワールドカップ・カタール大会も入っているのではないか。25歳を迎えたテリエはU-21フランス代表への招集歴はあるが、A代表からはまだ声がかかっていない。
カリム・ベンゼマ、ムバッペ、ベン・イェデル、アントワーヌ・グリーズマンなどライバルが多すぎることもあり、リーグ・アンで21ゴール決めても声がかからない特殊な状況にある。他国ならば、テリエほどの成績を残していれば代表に入れるだろう。

だが、まだ諦めるには早い。慣れたレンヌに留まり、残りの3か月でゴールを量産出来ればチャンスが出てくるのではないか。可能性は高くないが、レンヌでの継続を決めたテリエがどこまで数字を上げられるのか楽しみだ。

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