欧州では失敗も“南米No.1FW”へ リベルタドーレスで46戦28ゴールとガビゴル躍動中

フラメンゴでプレイするガビゴル photo/Getty Images

数字的にはセレソン入りにふさわしい

欧州では上手くいかなかったが、南米では英雄に近い存在になろうとしている。

ブラジルのフラメンゴで止まらないのがガビゴルことFWガブリエウ・バルボサだ。

2016年に移籍したイタリアのインテルでは全くと言っていいほど結果が出なかったが、欧州に合わないタイプのストライカーもいる。ガビゴルにとっては南米の方がやりやすかったのだろう。現在所属するフラメンゴでは通算164試合に出場して103ゴールと圧巻の成績だ。
中でも今注目を集めているのが南米No.1を決めるリベルタドーレスでの数字だ。フラメンゴは今月3日に行われた準々決勝1stレグでコリンチャンスを2-0と撃破したが、このゲームでもガビゴルは1ゴールを記録。

これでガビゴルのリベルタドーレス通算成績は46戦28ゴールとなったのだが、この28ゴールという数字はリベルタドーレス史上10番目に多いものとなっている。現役選手でガビゴルより多くの得点を奪っているのは、アルゼンチンのベレス・サルスフィエルドでプレイする34歳のFWルーカス・プラットただ1人。しかもプラットも29ゴールとなっているため、ガビゴルが追い抜くのも時間の問題だ。

リベルタドーレス史上最多得点記録を持っているのは、ペニャロールなどでプレイした故アルベルト・スペンセル氏で54ゴールだ。まだ差はあるが、ガビゴルは25歳と若い。このまま南米でプレイを続けるなら、この数字を狙うことも不可能ではないか。

数字だけで見ればセレソン入りにもふさわしい。欧州では挫折を味わったが、南米では歴史に名を刻むストライカーへと成長を果たすことになった。

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